カテゴリ:ブログ / 投稿日付:2026/06/19 17:16

近年、住宅価格や土地価格の高騰により、従来の住宅ローンでは返済負担に不安を感じる人が増えています。
例えば4,000万円の住宅を購入する場合。
金利0.8%・35年ローンなら、毎月の返済は約109,000円前後になります。
この金額に不安を感じる方が増えている中で注目されているのが
「残クレ住宅ローン(残価設定型住宅ローン)」です。
毎月の返済額を抑えられる一方、仕組みを理解しないまま利用すると将来的な負担が大きくなる可能性もあります。
本記事では、残クレ住宅ローンの仕組みを金額例を交えて解説します。
【残クレ住宅ローンの仕組み】
住宅価格:4,000万円
設定残価:1,200万円(30%)
借入対象額:2,800万円
金利0.8%・35年ローンの場合
● 通常ローン → 約109,000円/月
● 残クレ(残価1,200万円設定) → 約76,000円/月
月々約33,000円の差が出ます(年間約40万円)。
ただし、1,200万円は契約満了時に必ず向き合う金額です。
【残価設定後の選択肢】
① 返済額軽減オプション
残価1,200万円を一括返済または再ローン。
10年後に金利1.5%で15年再ローンを組んだ場合、月々約74,000円前後になる可能性があります。
② 残価買取オプション
契約満了時に設定残価1,200万円で買い取り。
市場価格が下落しても完済可能ですが、住み続けることはできません。
③ オプションを行使しない
・残価を一括返済
・残価分を借り換え
退職金などで一括返済できる場合もありますが、老後資金への影響を考慮する必要があります。
【メリット】
・毎月の返済負担を抑えられる
・住み替え前提なら出口戦略を立てやすい
【注意点】
・総支払額が増える可能性
(通常:約4,600万円 → 残クレ:約4,700~4,900万円のケースも)
・老後資金への影響
・住宅価値下落リスク
【まとめ】
残クレ住宅ローンは、毎月の負担を軽減できる一方、将来の資金計画と出口戦略が重要になります。
「月々が安い」だけで判断せず、総支払額と将来シミュレーションまで確認することが大切です。
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